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お墓にかかる費用の種類は?

永代使用料(えいたいしようりょう)

永代供養料とよく似た言葉に永代使用料があります。永代供養料とどのように違うのでしょうか。

永代供養料とは、永代供養に掛かる費用のことです。具体的な費用の内訳は依頼する寺院や霊園などにより異なりますが、一般的には「永代にわたりお墓を管理・供養する費用」「納骨法要のお布施」「お墓度に文字を彫る刻字代」が含まれているといわれています。

永代使用料は、お墓を建てる土地を永代にわたり使用するための費用です。寺院や霊園に支払う土地の使用料と考えればわかりやすいでしょう。あくまでも、土地の使用料なので土地を購入できるわけではありません。よって、永代使用料を払うことで得た永代使用権を転売することなどはできません。

永代供養料と永代使用料には以上の違いがあります。両者の違いを異なる表現で表すと、永代供養料は遺骨を寺院や霊園に預けて管理・供養するときに払うもの、永代使用料は遺骨を家族や子孫がお墓を建てて管理・供養するときに払うものとなります。

2つに共通しているキーワードが「永代」です。永代というと永遠と考える方がいるようですが、永遠を意味するわけではありません。永代供養の場合は、所定の期間を経たのち合祀になることが一般的です。合祀とは、他人の遺骨と一緒に供養すること。永代使用権は、家系が途絶えるなどの事情で管理費を払えなくなると失われます。よって、永遠を意味するとは言えません。

各寺院や霊園が設定している永代使用料は、土地の大きさや立地条件などで異なります。基本的には、土地が大きいほど、駅から近いなど立地条件が良いほど高くなります。よって、東京23区内の寺院や霊園は割高です。反対に、郊外の寺院や霊園は割安です。参考に、永代使用料の相場(1.20平米)の相場を紹介します。

  • 東京23区:約160万円~200万円
  • 東京(23区以外):約40万円~60万円
  • 神奈川県:40万円~60万円
  • 埼玉県:30万円~50万円
  • 千葉県:20万円~40万円

出典:株式会社石乃家:永代使用料とは(お墓の土地代)

新たに永代使用権を獲得する場合、以上の永代使用料が掛かることが多いようです。ちなみに、お墓を維持していくためには永代使用料とは別に管理費が掛かります。管理費の相場は、年間4千円程度から2万円程度です。先ほど説明した通り、管理費の支払いを怠り続けると永代使用権ははく奪されます。この点には注意が必要です。

墓石代(ぼせきだい)

墓を建てるには、土地以外に墓石が必要です。墓には様々な種類の石材が用いられています。具体的に、どのような石材が用いられているのでしょうか。代表的な石材を紹介します。

花崗岩

最も多く使用されている石材です。一般的には御影石と呼ばれています。特徴は、硬度が非常に高く磨けばツヤがでること。耐久性も高いので墓石に最適な石材といえます。香川県の庵治石、愛媛県の大島石、茨城県の稲田石などは御影石に分類されます。

安山岩

花崗岩と同じく、墓石に用いられることが多い石材です。特徴は、硬度と耐久性が高いこと。花崗岩に比べ吸水率がやや高い点は難点といえるかもしれません。石にしみ込んだ水が凍ると、膨張してひび割れの原因になることがあるからです。神奈川県の小松石、山梨県の山崎石などは安山石に分類されます。

閃緑岩・斑レイ岩

一般的に、黒御影と呼ばれている石材です。美しさと堅牢さを兼ね備えているうえ、国内の産出量が少ないので高級品とされています。福島県の浮金石などが知られています。

若干の差はありますが、いずれも墓石に多く用いられている石材なので安心して選べます。こだわりたい方は、「吸水率」「圧縮強度」「見かけ比重」をチェックするとよいかもしれません。吸水率とは石が水を吸収する割合。低い方が墓石に適していると考えられています。圧縮強度とは圧力に耐える力。高い方が墓石に適していると考えられています。見かけ比重とは体積当たりの質量。重い方が強度もあると考えられているためチェックされます。

基本的な知識がない場合は、これらをチェックしてもどの石材を選べばよいかわからないかもしれません。あてはまる方は、石材店へ出かけて実物を見ると良いでしょう。石肌・石目などを見て、気に入ったものを選んで構いません。アドバイスを受けられる場合は、経年変化や水を吸ったときの色の変化などを確認しておくと参考になります。

墓石の本体価格は、石材の種類、産地、使用する石の量などにより大きく異なります。よって、相場を示すことは難しいといえますが、安い墓石であれば据え付け工事費や彫刻料込みで20万円程度から購入できます。基礎工事や外柵が必要な場合などは追加で費用が掛かります。実際の料金は、個別に見積もりを取って確認する必要があるといえるでしょう。

管理料(かんりりょう)

お墓の費用を考えるときに忘れがちなのが管理料です。見落としていると、思わぬ出費になることがあるので注意しましょう。

管理料は、寺院や霊園を管理・運営するための料金です。お墓参りに行けば、当たり前のようにお墓を洗うための水が使えるのはなぜでしょうか。寺院内や霊園内がいつもきれいに保たれているのはなぜでしょうか。快適にお墓参りを行える理由は、管理料により管理・運営が行われているからです。万が一、管理料を滞納してしまうと、永代使用権がはく奪されることがあるので注意しましょう。

管理料の相場は墓地の種類により異なります。墓地は、大きく寺院墓地・民営霊園・公営霊園に分かれます。

寺院墓地の管理料の相場は年間5千円~2万5千円円程度です。お布施名目で支払うことが多いようです。以上のほかに、年間行事に参加する費用が掛かることもあります。他の墓地に比べやや割高ですが、葬儀場へ来ていただける、法要を手厚く行っていただけるなどの安心を得られる点は魅力です。

民営霊園の管理料の相場は年間5千円~2万円程度です。基本的には管理料だけでお墓を維持管理できますが、埋葬や法要の時などは諸費用が掛かります。法要などの手配は民営霊園に任せることができます。この点は便利といえるでしょう。

公営霊園の管理料の相場は0円~1万円程度です。3つの墓地の中では最も割安です。管理料以外に費用が掛からない点もメリットといえるでしょう。ただし、寺院墓地や民営

墓地と異なり、法要などを行うときは自分で手配が必要になります。また、霊園内にバケツなどが用意されていないこともあります。これらの点を抑えたうえで選択する必要があるかもしれません。

以上の通り管理費の相場は、利用する墓地により異なります。毎年払い続けなくてはならないので、利用しやすい墓地を選びましょう。それぞれにメリットとデメリットがあるので、内容をよく理解してから選ぶことが重要です。

このサイトは、霊園好きの個人が2016年3月に集めた情報で作成したものです。
最新の情報については、墓地・霊園の公式サイトもしくは担当する石材店にご確認ください。